Shonandai Gallery 〔六本木〕
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2018.5.23(Wed)~5.31(Wed)
Composition
cobird / 徳永博子 / 湯浅万貴子 / 吉田和生 / 渡辺雅絵
※会期中無休
5.26(Sat) : 六本木アートナイト2018参加のため22:00までオープン★

12pm~7pm(最終日5pmまで) 


「構造」や「構成」をキーワードに、アプローチ方法が異なる作家5名による展覧会「Composition」

美術には物理と精神の間(はざま)を捉える力が与えられていると語るcobirdは、紙に印刷されたイメージを縦横の短冊状にカッターで切り刻み、接着剤を使わず手作業で織物の組織のように1本づつ交互に差込む事で作品を制作します。縦糸と横糸を時間と空間に置き換え、主にインターネットや雑誌、書籍、動画からサンプリングしたイメージを作家自身が織りあげていくことで、現代社会における美の本質や力強さを見出そうとしています。

徳永博子は、アクリル板を丁寧に削り、重ね合わせることで、浮遊感を持った作品を発表しています。同じ瞬間や環境を共有していても、無意識のうちに個々が知覚しているため、人により見え方は様々。この世界に存在する物質を構成していると言われる一つ一つの細かな粒子を「個人の知覚」と捉え、多くの視点や異なる情報が集積して作られる一つの物質や風景を独自の方法で表現しています。

人間の身体をデフォルメし、内面の情動を細かな点描で表現する湯浅万貴子。箔やアクリルを使ったフラットな背景に大胆に浮かび上がる身体は、繊細で儚い人の心情を美しく表現しています。そこからはまるで、「痛々しい記憶でも柔らかい記憶でも構わない。私たちは、愚鈍で自由で、そして美しいのだ。」と公言する湯浅の、人間を捉える姿勢や、それに伴う愛情さえもが醸し出ているかのようです。主に女性をモチーフに描き続ける彼女が「真に近づいた」と語る新作群を発表します。

写真という方法を使いながら、常に新たな思想と実践に挑み続ける吉田和生。人や物、社会を形成するルールと思考や感情のスケールとのギャップから、独自の思想を生み出し作品を制作しています。本展では、昨年ヘルシンキでの滞在プログラムから始まった記録である「愚者の指」シリーズを含め、未発表作品を展示します。

渡辺雅絵はシンメトリックなパーツや画面構成で、民話や神話などの物語や、人物、生物のイメージをアクリルで描きます。
美術解剖学の研究を経て、自然界の生物、鉱物の色や機能の精巧さ、生存戦略の巧妙さに強い魅力を感じている渡辺。フォルムのみを限定して描き、背景などの要素を全て排除することで、大自然の調和や、広大な宇宙の広がり、生命の混沌を表現する方法を模索しています。
会期中は、六本木アートナイト2018にも参加いたします。これを機に是非ご高覧いただきますようお願い致します。


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