Shonandai MY Gallery 〔六本木〕
Room D MY duo 2015▼ Room C 八坂圭 展
 


2015.4.1(Wed)~4.12(Sun)
MY duo 2015
片山穣 / 吉澤知美
12:00~19:00(最終日17:00まで)
※4.6(Mon),7(The)休廊

◎作家コメント/コンセプト


―制作についての思い。
私は日常生活の中で繰り返されていく、生・死、喜び・悲しみ、快・不快、光・影
などといった、常に“対”となる存在があることで、互いの存在を確かめ合い、成り立っていくことに思いを向けて制作にとりかかっている。
“対”があることでより一層一方を強く感じることができるのではないか。
人は何度もその存在を感じているのに、忘れては繰り返し、再び求めている。
一枚の絵の中で二つの存在を見せることができた時、その中間にあるものの存在がもう一つあるのではないか。溶け合った一つのものになる前に感じるものに触れたいと思いながら、形のない一瞬を求め続け、形をつくっていく。
ひとつだけでは存在することができない様に、何かを必要とする。その存在を見たいと求める。さがしものを探し続ける様に、再び迷い、繰り返していく。
ずっと同じテーマで作品を作り続けていくことは、こうして増殖し、蓄積されながら変化を続け、互いに関わりあっていく姿を写している。

―選ぶモチーフについて。
私の作品の中で以前からよくモチーフとしても好んで描いていた髪の毛は、生きながらにして死んでしまったものを身につけている人間の姿を、どこかさみしく自身を温めているものに感じた所からだった。そしてそこに装飾を施すように、蝶の羽だけをとって描くことは、もう飛ぶことができないのに、その存在は強く美しく私に思いをぶつけてくる。
摘み取られた花や、そのほかの存在も似たような意味で描くことが多い。
フクロウを選ぶのは、羽音もたてずに動き、暗闇の中でも恐れることなく佇み、周りの動きを知ることができる姿への憧れからだ。 そんな彼らの存在はそれだけで、嫌でも私自身を向き合わせてくる。 絵の中で取り入れることはその中で何らかの警鐘を鳴らせているような意味として用いることが多い。
生きているものと、無のもの、何もない背景と組み合わせることで静かな世界を作りたい。なるべく種類の多いものを使って作ることをしないようにしている。 (吉澤知美)

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