南舘麻美子

綺麗な夢だけをみていたいという願望は、誰しも懐くものである。幸せな子供時代の思い出、都市を離れた生活、物語の中…。

私の作品の根底にはいつもこのテーマがあった。

幸せを思い浮かべる時の人間の記憶や想像は、スライドやカードの様なものに保存された画像を、一枚一枚みているのに似ていると思った。
今回の展示では、スライドの様な影、カードの様な絵馬をミックスしたような作品を表現したいと思った。様々な動物と想像してみたことを作品にしてみた。

「かげえま」は、幸せな記憶の再生機である。

木版リトグラフ、木版凹版メディウム剥がし刷りの版画を中心に、立体作品など約20点を展示